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「古い瓦屋根のリフォームを検討しているけれど、葺き替え工事を選ぶか迷っている」
「瓦屋根の葺き替え工事を行うタイミングや、費用の目安を知りたい」
葺き替え工事は、瓦屋根を修理する代表的な方法の1つです。
しかし、住宅の屋根を葺き替え工事で補修するのが本当にベストなのか、悩まれることはありませんか。
本記事では瓦屋根の葺き替え方法やメリット・デメリット、かかる費用などについて解説します。
具体的に解説するのは、下記のとおりです。

・瓦屋根の葺き替え工事とは何か
・葺き替え工事のメリットとデメリット
・瓦屋根をメンテナンスする時期
・瓦屋根の葺き替え工事にかかる費用相場
・他の屋根材に葺き替える際の工程

葺き替え工事を行うと地震や強風に強い屋根に仕上げられたり、雨漏りに強くなったりするメリットがあります。
本記事を読めば葺き替え工事を行うメリットや注意点が理解でき、適切なタイミングで業者に依頼できます。

瓦屋根の葺き替え工事とは?

瓦屋根の葺き替え工事とは古い瓦や桟木(さんぎ)、防水シートを取り除き、新たに交換する工法です。
桟木とは、瓦屋根を固定する目的で設置されている細長い木材を指します。
葺き替え工事では下地部分も補修・交換するため、屋根に広範囲のダメージがあっても対応できます。
また、瓦以外の屋根材を使用することもでき、外観を一新したい方にもおすすめです。
同じ瓦でも、地震や強風に強いタイプに交換することもできます。

瓦屋根を葺き替え工事で補修するメリット

瓦屋根を葺き替え工事で補修するメリットは、下記のとおりです。

・台風や強風に強くなる
・地震による倒壊を防げる
・雨漏りしにくくなる
・外観が新しい印象になる

それぞれのメリットについて、くわしく解説します。

台風や強風に強くなる

台風や強風に強くなるため、瓦のズレや飛散を防げるメリットがあります。
昔の瓦は固定が不十分であったため、台風や強風でズレたり飛んだりしやすい状態でした。
現在は防災瓦を使うケースがほとんどであり、台風や強風にも強くなっています。
防災瓦は従来の瓦より軽量化したほか、瓦同士をかみ合わせることによって、地震や自然災害に強く改良された屋根材です。
近年では施工方法のガイドラインも変わり、ビスで瓦を1枚ずつ固定しズレや飛散を予防しています。

地震による倒壊を防げる

屋根自体が軽くなり、地震の際に倒壊しにくくなるのもメリットです。
従来の瓦は重さがあり建物に負担がかかるため、地震による揺れで倒壊しやすくなります。
具体的に屋根材1平方メートルあたりの重さは、下記になります。

・瓦屋根:約42~60キロ
・スレート:約20~32キロ
・金属系の屋根:約5~16キロ

葺き替え工事で軽い屋根材に変更することは、建物の耐震性を向上させるのに効果的です。

雨漏りしにくくなる

瓦や下地材を新しくできるため、雨漏りも予防できます。
瓦や野地板、防水シートなどが破損・劣化していると、雨漏りを起こしやすくなります。
野地板とは固定や防水効果を高める目的で、屋根の下に設置する部材です。
葺き替えでは瓦と一緒に野地板や防水シートも補修・交換できるため、雨漏りを未然に防げます。

外観が新しい印象になる

葺き替え工事は異なる屋根材も選択できるため、屋根の印象を変えやすいのもメリットです。
金属系の屋根材やスレートなどに変えることで、外観の印象を一新できます。
また、前と同じ種類の瓦を使う場合でも、古ぼけた印象から変えやすくなります。
純和風から洋風の屋根に変えたいといった希望がある方は、葺き替え工事を検討すると良いでしょう。

瓦屋根を葺き替え工事で補修するデメリット

瓦屋根を葺き替え工事で補修するのはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
もっとも大きなデメリットは、部分的な修理や葺き直しより工事費用が高くなる点です。
費用が高くなるのは、葺き替え工事では新しい屋根材を使用したり、古い瓦や下地を撤去したりするためです。
葺き直しとは下地を補修した後に、再び元の瓦を設置する工事を指します。
また、工期も長くなるため、工事にともなう生活への支障が大きくなりやすいのもデメリットです。

瓦屋根の葺き替え工事にかかる費用相場

瓦屋根の葺き替え工事にかかる費用相場は、60万円~350万円です。
屋根の形状や立地条件、使用する屋根材などによっても費用は変動します。
費用相場は参考程度として、くわしい金額は業者の見積もりで確認してください。

瓦屋根をメンテナンスするタイミングの目安

瓦屋根をメンテナンスするタイミングは、使用している瓦によって異なります。
具体的な耐用年数は、下記のとおりです。

・陶器瓦:50~100年
・いぶし瓦:30~60年
・セメント瓦:20~40年

注意点として上記に挙げた年数は、あくまで瓦のみの耐用年数になります。
屋根材の下に設置する下地材は、瓦より長持ちしないことがほとんどです。
結果として瓦に問題がなくても、下地材の劣化によってズレや雨漏りを起こす可能性はあります。
下地材の劣化は見た目で判断しにくい場合も多いため、20〜30年に1度は点検すると良いでしょう。
もし点検して問題があれば、上記のタイミングを待たずにメンテナンスしてください。

瓦屋根を他の屋根材に葺き替える際の工程

瓦屋根を他の屋根材に葺き替える工程は、下記になります。

1.古い瓦を撤去する
2.桟木や防水シートを撤去する
3.野地板を増し張りする
4.新しい防水シートを設置する
5.新しい屋根材を設置する
6.貫板や棟板金を設置する

各工程の作業内容について、くわしく解説します。

1.古い瓦を撤去する

葺き替え工事で最初に行うのが、古い瓦の撤去作業です。
作業の安全を確保する目的で足場を設置した後に、瓦を取り外します。
瓦は重く落下すると重大事故になるため、並べて整理しながら作業することが大切です。
また、古い瓦屋根の場合、土で瓦を固定しているケースがあります。
土は古い瓦と一緒に撤去し、作業で出た廃材はまとめて産業廃棄物として処理します。

2.桟木や防水シートを撤去する

古い瓦を撤去した後に行うのが、桟木(さんぎ)や防水シートの撤去作業です。
先に桟木を取り外した後に、防水シートを撤去します。
桟木は、瓦をひっかけて固定するために用いる木材です。

3.野地板を増し張りする

野地板の状態を確認して、必要な箇所に増し張りを行います。
増し張りとは古い野地板を残し、上から新しく重ね張りをする工法です。
増し張りは強度を上げるだけではなく、野地板の下に空間を作ることで換気効果も期待できます。
新しい野地板は予算や耐久性などを考慮して、業者と相談して選ぶと良いでしょう。

4.新しい防水シートを設置する

野地板の増し張りをした後に、新しい防水シートを設置します。
雨水の浸入を防ぐために、防水シートは軒先から横に向かって敷いていきます。
軒先とは外壁や玄関、窓より外側に飛び出した箇所の先端部分です。
新しい防水シートを選ぶ際は、屋根材との相性や耐久性などを考慮するのがポイントです。

5.新しい屋根材を設置する

下地部分の補修・交換後に、新しい屋根材を設置します。
外観の美しさに直結する工程であり、丁寧な設置と確実な固定が大切になります。
使用する屋根材は価格や外観、性能などを確認しつつ、希望に合った種類を選択すると良いでしょう。

6.貫板や棟板金を設置する

屋根材の後に、貫板(ぬきいた)や棟板金(むねばんきん)も設置します。
貫板とは、換気や棟板金の固定などを目的として設置される下地材です。
棟板金とは屋根の頂点に設置し、雨水が内部に入りこむのを防ぐ部材です。
貫板や棟板金は、使用する屋根材と相性の良い種類を選択します。
また、貫板や棟板金は雨漏りを起こしやすい箇所のため、慎重な施工が求められます。
最後に足場を解体し、片付けを行ったら葺き替えは完了です。

新築から20~30年経っている場合は必要であれば瓦屋根の葺き替えを検討しよう

瓦屋根の葺き替えは古い屋根を撤去し、新しく交換する補修方法です。
台風や地震による被害や、雨漏りを防ぎやすくなるなどのメリットがあります。
瓦屋根の葺き替えを検討するタイミングは、新築から20〜30年経過した場合です。
まずは業者に点検してもらって、必要であれば瓦屋根の葺き替えを相談すると良いでしょう。

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