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「外壁塗装の説明に塗膜って用語があったけれど、どのような意味があるの?」
「塗膜ができていないと起こる問題を知りたい」
外壁塗装において、塗膜の役割や重要性がピンと来ないという方も多いでしょう。
本記事では塗膜の役割や作り方、形成が不十分だと起こり得るトラブルについて解説します。
具体的に紹介するのは、下記の内容です。

・塗膜の意味や役割
・塗膜を作る原料
・塗膜の形成に必要な施工方法
・塗膜の形成が不十分だと起こり得るトラブル

塗膜は建物の保護や、美観を維持するために欠かせないものです。
機能性のある塗膜を形成するには、技術力や施工方法が大きく影響します。
本記事を読めば塗膜について理解を深められ、塗膜をきちんと形成するために必要なことが分かるでしょう。

外壁塗装する際によく聞く「塗膜」とは?

塗膜とは塗料を塗り重ねた後、乾燥・硬化させることで形成される保護膜です。
雨風や紫外線などの外部環境から建物を保護し、美しい外観を維持する効果があります。
また、塗膜の防水性によって、建物を長持ちさせる効果もあります。
建物内部に水が浸入すると腐食やカビなどによって劣化してしまうため、塗膜での保護は欠かせないものです。
また、塗膜の機能性を発揮するには、適切な厚みで形成する必要があります。
薄いと耐久性が低くなり、厚みがありすぎると硬すぎて割れてしまうためです。
外壁塗装を施工するにあたって、塗膜の形成は重要な要素になります。

【塗膜を作るために必要】塗料に含まれる4つの原料

塗膜を作るためには、塗料に含まれる4つの原料が必要です。
具体的に塗膜は、下記の原料で作られます。

・樹脂
・顔料
・添加物
・水や溶剤

各原料について、くわしく解説します。

樹脂

樹脂は、塗膜の元になる原料です。
塗膜が持つ柔軟性や耐候性、耐水性などの性能は、使用する樹脂によって決まります。
外壁塗装に使用される塗料に含まれるのは、アクリル樹脂やシリコン樹脂などです。

顔料

顔料とは、色や艶を出すための原料です。
塗料に含まれるのは、有機顔料と無機顔料の2種類があります。
有機顔料は石油や有機物由来で、鮮やかな色合いが特徴です。
一方で無機顔料は鉱石や金属などによって作られ、紫外線や雨風に強く劣化しにくいです。

添加物

添加物は、塗料の性能を高める目的で用いる補助的な原料になります。
塗料に含まれる主な添加物は防カビ剤や防藻剤、たれ防止剤、艶消し剤、可塑剤(かそざい)などです。
可塑剤は塗料に弾力性を持たせ、たれ防止剤は粘度を調整する目的で添加されます。

水や溶剤

水や溶剤は、樹脂を溶かしたり薄めたりすることで、塗料を塗りやすくする原料です。
溶剤の種類としては、シンナーやアルコールなどがあります。
他の原料と違い、水や溶剤は最終的に気体になるため塗膜になりません。

外壁塗装において塗膜が担っている3つの役割

外壁塗装において塗膜が担う役割は、大きく分けて3つです。

・外壁を保護する
・雨水の浸入を防ぐ
・外観の美しさを維持する

それぞれの役割について、順に解説します。

外壁を保護する

塗膜には、紫外線や雨風、汚れから外壁を守る役割があります。
もともと外壁は厳しい外部環境にさらされており、劣化しやすい箇所です。
塗膜によって耐久性や防水性を高めることで、外壁の劣化を防ぎ建物の寿命を延ばします。
塗料に付加された機能性を発揮するためにも、適切な塗膜の形成が必要です。

雨水の浸入を防ぐ

湿気や雨水から建物を守るのも、塗膜の大切な役割です。
外壁材はそのままだと雨水を吸収してしまうため、塗膜による保護が欠かせません。
また、塗膜によって雨水の浸入だけではなく、湿気が溜まるのも防げます。
塗膜には雨漏りやカビの繁殖を防ぎ、室内の快適さを維持する効果もあります。

外観の美しさを維持する

美観を保ち建物の価値を維持する目的でも、塗膜は重要です。
紫外線や雨水などによる変色を防ぎ、美しい色合いを長期間維持できます。
建物の汚れや色あせは古い印象を与えてしまい、建物自体の価値を下げる原因になるものです。
塗膜によって美しい外観を保つことで、大切な住宅の価値を維持しやすくなります。

塗膜を作るために絶対に守るべき施工方法

塗膜を作るために絶対に守るべき施工方法は、以下の3つです。

・3回塗装する
・しっかり乾燥させる
・基準塗布量に従う

上記の施工方法について具体的に解説しますので、業者を見極める参考になれば幸いです。

3回塗装する

塗膜の形成には、下塗り、中塗り、上塗りと3回塗装が基本になります。
塗装回数が少なすぎたり多すぎたりすると、適切な塗膜の厚みにならないためです。
塗膜は薄いと耐久性が低くなり、厚くなると割れてしまい本来の性能を発揮できません。
注意点として、塗料によっては塗装回数が3回ではない場合もあります。
施工に関して疑問点があれば、業者に納得するまで説明してもらってください。

しっかり乾燥させる

塗装回数だけではなく、塗料を塗り重ねる際の乾燥時間が守られているかも重要です。
外壁塗装における適切な乾燥時間は、以下のとおりです。

・下塗り:約3~24時間
・中塗り:約3~4時間
・上塗り:翌日以降

乾燥時間は塗料や塗装方法、季節、天候などによっても変わります。
明らかに乾燥時間が短すぎる場合は、手抜き工事の可能性があるため要注意です。

基準塗布量に従う

塗料には、各メーカーが定める基準塗布量というものがあります。
基準塗布量とは、1平方メートルあたりに塗布すべき塗料の量です。
基準塗布量より少ない量で塗装すると、耐久性や防水性が低下したり、ムラになったりします。
逆に基準塗布量より多い量で塗装する場合は塗膜が厚くなりすぎて、ひび割れや剥がれを発生させてしまいます。
適切な塗膜を形成するには、基準塗布量に従って塗装することが大切です。

塗膜がきちんと形成されなかった場合に起こり得るトラブル

塗膜の形成が不十分だと、さまざまなトラブルを起こしてしまいます。
具体的に起こり得るトラブルは、以下の内容です。

・塗装が長持ちしない
・チョーキングが発生する
・ひび割れが起きる
・雨水が浸入する

各トラブルによる建物への影響も含め、くわしく解説します。

塗装が長持ちしない

塗膜の形成が不十分だと、塗装の耐久性にも影響を及ぼします。
早期に剥がれたり変色したりするため、塗料の耐用年数までもたない可能性が高いためです。
結果として再塗装までのスパンが短くなり、メンテナンスにかかる費用や時間も増えてしまいます。
塗装を長持ちさせるには、きちんとした塗膜の形成が不可欠です。

チョーキングが発生する

塗膜の形成が不十分だと塗膜が劣化しやすいため、チョーキングも発生しやすくなります。
チョーキングとは、チョークのような白い粉が外壁表面に浮き上がる現象です。
経年劣化と施工不良が原因であり、防水機能が低下しているサインです。
放置すると外壁内部まで劣化する可能性があるため、再塗装が必要となります。
塗装後早期にチョーキングが発生する場合、塗膜を作る施工方法の問題であるケースも考えられます。

ひび割れが起きる

塗膜の形成が不十分だと、ひび割れも起こりやすくなります。
乾燥や塗装回数を省略してしまうと塗膜の形成が不十分となり、早期にひび割れてしまうためです。
ひび割れた塗膜は保護機能が落ちているため、放置すると外壁内部までダメージを受けてしまいます。
ひび割れは塗膜だけではなく、建物自体を劣化させる原因にもなります。

雨水が浸入する

防水性の低下により、雨水が浸入しやすくなるのも問題です。
外壁は塗装によって保護しないと、雨水を吸収し早期に劣化してしまいます。
また、ひび割れや隙間から内部に雨水が浸入してしまうと、雨漏りする可能性もあります。
雨水の浸入は住宅にとって大敵であるため、塗膜による保護が欠かせません。

外壁塗装はきちんと塗膜を形成するためにも優良業者に依頼しよう

外壁塗装において、きちんと塗膜を形成するのは大変重要な要素です。
塗膜は雨風や紫外線などから建物を保護し、美しい見た目を維持する目的があります。
適切な厚みの塗膜を形成するには、施工方法が重要です。
工程を省いたり施工方法が適当だったりすると、塗膜の形成が不十分になりトラブルを起こします。
塗膜をきちんと形成しトラブルを予防するためにも、外壁塗装は優良業者に依頼するのがおすすめです。

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