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「塗料の説明書に親水性って書いてあるけれど、他の塗料との違いって?」
「親水性塗料を使うと、どのような効果があるか知りたい」
外壁塗装で良く用いられる親水性塗料ですが、使用するメリットについて疑問に思われることはありませんか。
本記事では塗料における親水性の意味や親水性塗料を使用する注意点、使用をおすすめするケースについて解説します。
具体的に解説するのは、下記の内容です。

・親水性とは何か
・親水性塗料と撥水性塗料の違い
・外壁塗装に使用するメリット
・外壁塗装に使用するデメリット
・親水性塗料の使用に向くケース
・親水性塗料で外壁塗装した場合の寿命

親水性塗料はメンテナンスの手間を減らせるメリットはありますが、効果を発揮しにくいケースもあるため注意しましょう。
本記事を読めば親水性塗料を外壁塗装に使用するメリットが分かり、お住まいに合った塗料を選択できます。

【塗料の性質】親水性とは

親水性とは、水の馴染みやすさや広がりやすさのことです。
親水性が高いと、表面は水分で濡れやすくなります。
外壁塗装に親水性塗料を使用すると、表面に付着した雨水は均一に広がります。
外壁表面の雨水は薄い膜状となり、付着している汚れを包み込み流してくれる効果があるのです。
親水性塗料を外壁塗装に使用すると、雨水で汚れを落とす効果が得られるため美観を保ちやすくなります。

親水性塗料と撥水性塗料の違い

親水性塗料と良く比較されるのが、撥水性塗料です。
2つの塗料はどちらも外壁の汚れ対策に効果的ですが、作用は正反対です。
親水性塗料は雨水によって付着している汚れを浮かせ、洗い流す効果があります。
一方、撥水性塗料で塗装すると、水や汚れが表面に付着しても広がることなく落ちていきます。
撥水性塗料は強い張力によって、水分や汚れを跳ね返すことで付着を予防するのが特徴です。
汚れに対しての効果は、親水性塗料は水で浮かせて落とし、撥水性塗料は付きにくくするという違いがあります。

親水性のある塗料で外壁塗装するメリット

親水性塗料で外壁塗装すると、メンテナンスにかかる手間を減らしつつ美観を維持しやすくなります。
具体的なメリットは、下記のとおりです。

・雨水で汚れが流れる
・防カビ・防藻効果がある
・金属の場合は防錆効果がある
・メンテナンスが楽になる

それぞれのメリットについて、くわしく解説します。

雨水で汚れが流れる

雨水を利用して汚れを落とせるのが、親水性塗料の代表的なメリットです。
親水性塗料を使用すると、汚れを雨水が浮かして洗い流してくれます。
セルフクリーニング機能や自己洗浄能力とも呼ばれ、汚れが付きやすい環境でも美観を維持するのに効果的です。
外壁に親水性塗料を使用して塗装すれば、手間なく汚れを落としやすくなるでしょう。

防カビ・防藻効果がある

親水性が高いと付着した水分は均一に広がるため、カビや藻の繁殖を防ぐ効果もあります。
水分が均一に広がると乾燥しやすく、特定の場所に水が溜まる状況が起こりにくくなるためです。
湿気の多い環境であっても、親水性塗料を使用すればカビや藻が繁殖しにくくなります。
親水性塗料の持つ水分を素早く均一に広げる作用により、防カビ・防藻効果が期待できます。

金属の場合は防錆効果がある

外壁に金属を使用している箇所がある場合、親水性塗料はサビ対策にも効果的です。
親水性塗料の効果で水が付着しても均一に広がり、サビの発生を抑えられます。
サビは金属が劣化する原因であり、建物全体を長持ちさせるためにも対策は必要です。
親水性塗料を使用した金属表面は水が局所的に溜まりにくくなり、防錆効果も期待できます。

メンテナンスが楽になる

メンテナンスにかかる手間を減らせるのも、親水性塗料のメリットです。
汚れや劣化への対策ができれば、メンテナンスにかかる時間や費用もかかりにくくなります。
特に住宅が汚れやすい環境にある場合、こまめに掃除しても美観の維持が困難なケースも多いです。
メンテナンスに手間をかけたくない場合や、汚れの溜まりやすい立地条件であれば、親水性塗料の使用がおすすめです。

親水性のある塗料で外壁塗装するデメリット

親水性塗料を使用する環境によっては、メリットよりデメリットの方が上回る可能性もあります。
具体的なデメリットは下記のとおりです。

・雨が降らないと汚れが落ちにくい
・撥水性塗料より費用が高め
・環境によって耐久性が左右される

デメリットを知った上で選択すると失敗しづらくなるため、ぜひ参考にしてください。

雨が降らないと汚れが落ちにくい

親水性塗料は、天候や立地条件などにより効果を発揮しにくくなる場合があります。
雨水で汚れを落とす性質上、雨の少ない時期や地域では本来の効果が発揮できないためです。
他にも建物の構造上雨がかからない部分も、親水性塗料の汚れを洗い流す効果は期待しにくくなります。
雨の降らない時期が続いた場合は、クリーニングしておくと良いでしょう。

撥水性塗料より費用が高め

撥水性塗料と比較して、費用がかかりやすいのもデメリットです。
親水性を実現するためには、特殊かつ高額な材料や添加剤が必要になります。
特に水を均一に広げる特性を持つ材料費は高く、トータルコストに与える影響も少なくありません。
親水性塗料は費用が高額になりやすいため、予算内に収まるか確認してから選ぶのをおすすめします。

環境によって耐久性が左右される

住環境によっては、塗料の耐久性が一定にならないのもデメリットです。
耐久性が落ちている状態では、親水性塗料の機能が発揮しづらくなるためです。
海沿いや湿度の高すぎる場所では、耐久性低下によって塗装スパンが短くなることもあります。
耐久性は住環境によっても左右されるため、定期的な点検で外壁の状態をチェックしてください。

親水性塗料で外壁塗装するのが向いているケース

塗料は使用する環境や期待する効果に応じて選択すると、最大限に効果を発揮できます。
親水性塗料を用いた外壁塗装に向いているケースは、以下のとおりです。

・汚れやすい立地に住宅がある
・メンテナンスの労力を減らしたい

それぞれのケースが向いている理由を、くわしく解説します。

交通量の多い道路沿いや工業地域に住宅が建っている場合

排気ガスや土埃、砂などによって外壁が汚れやすい立地条件の場合、親水性塗料を用いた塗装に向いています。
交通量の多い道路沿いや工業地帯にある住宅は、こまめに掃除してもすぐに汚れてしまう場合が少なくありません。
親水性塗料には雨によって汚れを洗い流す効果があり、クリーニングにかかる手間を少なくできます。
特に雨の多い地域に住宅があれば、親水性塗料の汚れが付きにくくなる機能を発揮しやすいでしょう。
外壁が汚れやすい立地にある住宅では、親水性塗料を用いた塗装をおすすめします。

少ないメンテナンスで美観を維持したい場合

少ないメンテナンスで美観を維持したい場合も、親水性塗料がおすすめです。
親水性塗料を使用すれば雨で汚れを落としやすくなり、より少ない労力で美観を維持できます。
汚れにくくなれば、外壁の定期クリーニングや、カビや藻を落とすといった手間もかかりにくくなります。
外壁のメンテナンスにかかる費用や手間を減らしたい方は、親水性塗料を使ってみてください。

親水性塗料で外壁塗装した場合の寿命

親水性塗料で外壁塗装した場合、使用する塗料の種類によって寿命は異なります。
外壁塗装における、各塗料の耐用年数は下記になります。

・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年

ただし塗料の寿命は、立地条件や外壁材などによっても変化するものです。
耐用年数は目安程度に留め、気になる点があれば業者に点検してもらうのをおすすめします。

外壁のメンテナンスにかかる労力や費用を削減したい場合は親水性のある塗料を選ぼう

親水性塗料を使用した外壁は、水分と馴染んで汚れを浮かせる作用を持ちます。
雨水で汚れを自然に洗い流す効果以外にも、コケや藻、金属のサビを防げるのがメリットです。
一方で親水性塗料は雨天の日が少ないと効果を発揮しにくく、撥水性塗料より費用も高めといったデメリットもあります。
親水性塗料は外壁が汚れやすい立地条件にある住宅や、少ないメンテナンスで美観を維持したい希望のある方におすすめします。

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