リフォーム詐欺の実態！悪徳業者の見分け方と失敗しない対策法

投稿日 2025年10月6日

監修者

「株式会社やまもとくん」専務。資格：外壁診断士。外壁・屋根診断のプロとして、お客様の大切なお家を守るという責任感を持ち、お客様のニーズを把握して最適な解決策を提案する職人気質な専門家。

「安いと思ったら200万円請求!?」
「10年保証と言われたのに保証が使えない!?」
リフォーム業界には、いまだに悪質な手口が潜んでいます。
本記事では、悪徳リフォーム業者の実態と見極め方、そして業界の闇に挑む“やまもとくん”の取り組みを徹底解説します。

1. リフォーム業界は“カオス”!? あなたも騙されるかもしれない

リフォーム業界には、驚くほど多くのトラブルが存在しています。
国民生活センターには、毎年数千件単位で「リフォームトラブル相談」が寄せられています。

「業者によって見積もりが全然違う」
「安く頼んだら手抜き工事だった」
「見積もりにはなかった追加費用を請求された」

こうした声が後を絶たないのは、リフォーム業界に明確な価格基準が存在しないためです。

たとえば、同じ外壁塗装でも

と、差が大きく、「適正価格」がわかりにくいのが現実です。
この価格の不透明さこそが、悪徳業者の温床になっています。

「近くで工事をしていたら、屋根が浮いていました」
この言葉で始まる詐欺まがいの営業が後を絶ちません。

その場で「今なら特別価格」と契約を迫られるケースは典型的。
実際には、修理の必要がない箇所を高額請求される被害も多発しています。

対策：
・その場で契約しない
・第三者の業者に診断してもらう
・「すぐ工事しないと危険」は警戒サイン！

「今だけ半額」「地域限定キャンペーン」などの甘い言葉も危険。
契約後に「追加工事が必要」と言われ、最終的に2倍の請求になるケースもあります。

対策：
・追加工事が発生する可能性を契約前に確認する
・「今日だけ割引」など即決を迫る業者は避ける

「10年保証付き」と言われて契約したのに、
いざトラブルが起きると「自然劣化は対象外」と説明され、修理費を請求される被害が多数。

対策：
・契約前に保証範囲を明確にする
・「塗膜保証」「施工保証」など内容を細かく確認
・第三者機関の保証付きかどうかもチェック

悪徳業者に騙されないためには、契約前にこの5つの質問を必ずしましょう。

質問	なぜ重要か	OK回答例	要注意回答例
① 施工実績は？	経験値・技術力の裏付け	「累計2万件以上の施工実績」	「実績は非公開です」
② 見積もりの内訳は？	不透明な費用を防ぐ	「足場・塗料・人件費を明記」	「外壁塗装一式で〇万円」
③ 保証内容は？	“名ばかり保証”を防ぐ	「塗膜＋施工＋駆体の3保証」	「自然劣化は対象外」
④ 施工管理は？	手抜き工事を防止	「写真報告・管理アプリ導入」	「職人に任せています」
⑤ 補助金サポートは？	賢くコスト削減	「補助金の申請代行まで対応」	「お客様で申請してください」