Googleの口コミ評価
★ 4.8(全店舗平均)

アスベスト(石綿)は、重大な健康障害を引き起こすとして問題になっている物質です。
お住まいのパミール屋根にアスベストが含まれていないか、不安に思われる方も中にはいるでしょう。
本記事ではパミール屋根とアスベストの関係性やメンテナンス方法、屋根材を見分ける方法などについて解説します。
具体的に解説するのは、下記の内容です。

・パミールにアスベストが含まれていると誤解する原因
・アスベストを含む屋根材の種類
・パミール屋根の見分け方
・パミール屋根の本当の問題
・パミール屋根の劣化は放置厳禁な理由
・パミール屋根のメンテナンス方法

パミールはノンアスベストスレート屋根の一種であり、アスベストは含まれていません。
アスベストが含まれていると誤解される理由は、パミール屋根の販売時期や劣化症状にあります。
本記事を読めばパミール屋根の問題点や見分け方が分かり、パミール屋根に適切なメンテナンスを行えるようになります。

パミール屋根にはアスベストが含まれている?

パミール屋根はノンアスベストスレート屋根の一種であり、アスベストは含まれていません。
アスベストによる健康被害を引き起こす恐れはないため、安心して大丈夫です。
そもそもパミール屋根は、アスベスト使用禁止に対応するために開発されています。
しかしパミール屋根の販売時期や劣化症状から、アスベストが含まれていると誤解されている場合も多いです。
パミール屋根の劣化は脆さが原因であり、アスベストによるものではないため安心してください。

パミールにアスベストが含まれていると誤解する原因

パミール屋根は、アスベストが含まれていると誤解されやすい屋根材です。
具体的な理由は、下記のとおりです。

・同時期の屋根材と混同している
・劣化の原因がアスベストだと思っている
・飛散した粉塵により誤解している

それぞれの原因を、くわしく解説します。

同時期の屋根材と混同している

パミールの製造・販売された時期によって、アスベスト含有と誤解される場合が多いです。
パミールは、1996~2008年に製造・販売されていた屋根材になります。
日本でアスベストの製造が、完全に禁止されたのは2012年です。
結果として2012年以前に製造・販売されていた屋根材は、すべてアスベスト含有と誤解されやすい現状があります。
パミール屋根は同時期の屋根材と違い、アスベストを含まない製品として開発されています。

劣化の原因がアスベストだと思っている

パミール屋根の劣化症状は、アスベストが原因と考える方も少なくありません。
確かにパミールは一般的なスレート屋根と比べると、早期に劣化してしまいます。
しかし、剥がれや釘の腐食などの劣化症状は、アスベストを含むからではありません。
むしろアスベストは耐久性を高くする効果があり、建築物や工業などで多く使われていた素材です。

飛散した粉塵をアスベストだと思っている

パミール屋根から飛散した粉塵を、アスベストだと思っている場合もあります。
粉塵の原因は、パミール屋根材が剥がれて落ちてきた粉や破片です。
パミールはアスベストを含まない代わりに、パルプ繊維を使っています。
パミール屋根から飛散した粉塵はアスベストではなく、剥がれによる影響です。

アスベストが含まれている主な屋根材

屋根にアスベストが含まれていないか不安な方は、含まれている屋根材の製品名を知っておくのをおすすめします。
具体的にアスベストが含まれている主な屋根材は、下記のとおりです。

・アーバニー
・コロニアル
・かわらU

各製品について、くわしく解説します。

アーバニー

アーバニーはクボタ(現ケイミュー)が製造・販売していたスレート屋根です。
高級感のあるデザインで人気となり、さまざまな種類が販売されていました。
現在では、すべてのアーバニーが販売終了となっています。

コロニアル

コロニアルは、セメントや繊維を主成分として作られた屋根材です。
現在もさまざまなメーカーから販売されていますが、古いコロニアルの場合は要注意です。
アスベストが使用禁止になる前に製造・販売された製品でないか、確認するのをおすすめします。

かわらU

かわらUは、積水化学工業から販売されていた屋根材です。
瓦のようなデザイン性が人気となり、ロングセラーとなった製品です。
注意点としてかわらUは、アスベストを含む・含まない製品両方が販売されています。
製造年数や劣化症状などで判断する必要があるため、業者に見分けてもらうと確実でしょう。

住宅の屋根がパミールか確認する方法

そもそも住宅の屋根が本当にパミールなのか、気になる方もいるでしょう。
パミール屋根かを確認するには、住宅を建設もしくは購入した際の仕様書を調べるのがおすすめです。
仕様書で製品番号が分かれば、国土交通省の公式サイトや、一般社団法人日本石綿協会のサイトなどで確認できます。
もし仕様書がない場合は、屋根材の刻印や劣化症状などで判断します。
ただし、自分で屋根に上って確認するのは、破損や転落事故などのリスクがあり危険です。
仕様書がなかったり確認しても分からなかったりする場合は、専門業者に確認を依頼してください。

パミールの問題点はアスベストではなく「脆さ」

パミールはアスベストではなく脆さが問題点です。
早期に劣化したり塗装できなかったりといった点から、社会問題にもなっています。
パミールの脆さについて、くわしく解説します。

約10年で劣化症状が出始める

パミールは一般的なスレート屋根よりも劣化が早く、約10年で劣化症状が出始めます。
劣化スピードが早いため、ボロボロに崩れてしまってから気づくケースも多いです。
具体的なパミール屋根の劣化症状は、以下になります。

・層間剥離
・釘の腐食
・クレーターのような穴
・屋根材のズレ

層間剥離はパミール屋根に見られる代表的な劣化症状で、ミルフィーユのように剥がれる現象を指します。
パミール屋根は長持ちしないため、早期に劣化に対処する工事が必要です。

塗装できない

塗装ができないのは、パミール屋根のメンテナンスで問題となります。
屋根材自体が脆いため、塗装しても密着せず剥がれてしまうためです。
また、屋根に上って作業する際に、割れる可能性もあります。
塗装前に必須である高圧洗浄も、屋根材に負担がかかるため困難です。
劣化したパミール屋根は塗装によるメンテナンスではなく、屋根材自体の交換が必要です。

パミール屋根の劣化症状は放置厳禁

パミール屋根の劣化に気づいていても、住むのに問題ないからと放置してしまう方がいます。
しかし、パミール屋根の劣化症状を放置するのは厳禁です。
剥がれや欠けている箇所から。雨漏りする可能性があるためです。
もし雨水が構造部分にまで染み込むと、建物自体の耐久性も低くなってしまいます。
また、パミールの場合は釘も腐食しやすいため、屋根材が落下し大きな事故になるリスクもあります。
パミール屋根の劣化症状に気づいたら放置せず、業者にメンテナンスを依頼しましょう。

脆いパミール屋根をメンテナンスする方法

パミール屋根は、重ね葺き工事(カバー工法)か葺き替え工事が必要です。
それぞれの工事内容や費用相場、注意点について解説します。

重ね葺き工事(カバー工法)

重ね葺き工事(カバー工法)とは現在の屋根を残し、上から新しい屋根材を重ねる工法です。
解体作業が必要ないため、工事にかかる費用や時間を抑えられます。
重ね葺き工事にかかる費用相場は、60万円~240万円です。
使用する屋根材は、重さや現在の屋根との相性を考慮して選ぶ必要があります。
また、パミール屋根の状態によっては、重ね葺き工事ができない場合もあります。

葺き替え工事

葺き替え工事は古い屋根を撤去した後に、新しい屋根材に交換する工法です。
雨漏りや劣化症状が激しくても工事でき、現在の屋根を考慮せずに屋根材も選べます。
古い屋根の撤去作業が必要となるため、重ね葺き工事よりかかる費用や時間は増えます。
具体的に葺き替え工事の費用相場は、70万円~250万円です。

パミール屋根にメンテナンスが必要かは業者に確認してもらおう

パミールは、アスベストを含まない屋根材です。
アスベストを含んでいると誤解されるのは、劣化症状や販売時期が大きく影響しています。
もともとパミールは脆さが問題となっている屋根材であり、劣化を放置すると建物の耐久性にも影響します。
パミールの劣化症状に対して塗装によるメンテナンスはできないため、重ね葺き工事か葺き替え工事が必要です。
お住まいのパミール屋根に気になる点があれば、メンテナンスについて業者と相談するのをおすすめします。

今すぐ無料診断を申し込む!】

埼玉生まれ埼玉育ちのやまもとくんは、地元のスポートを応援しています!!

埼玉生まれ、埼玉とともに
成長してきたやまもとくんは、
地元のスポーツ選手や
スポーツ団体への支援を通じ
地域の振興に貢献いたします。

  • 埼玉西武ライオンズ

    埼玉西武ライオンズ

    やまもとくんは、日本のプロ野球球団
    「埼玉西武ライオンズ」を
    応援しています!!

  • 川越FC

    川越FC

    やまもとくんは、Jリーグを目指す
    川越社会人一部リーグ
    「COEDO KAWAGOE FC.」を
    応援しています!!

会社情報

株式会社 やまもとくん
〒100-0004 東京都千代田区大手町
1丁目6番1号大手町ビル
TEL 03-6268-0033 
FAX 03-5962-9758
やまもとくん本社

ご連絡お待ちしています!!

お見積りのご相談や気になることが
ございましたら、
いつでも
お気軽にお声がけください。

お問い合わせ受付時間8:00〜19:00(土/日/祝もOK)