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リフォーム業者が知っておくべき内容とは?

住宅を購入する際、誰もが「長く安心して暮らしたい」と願うものです。
しかし、いくら信頼できるハウスメーカーや工務店に依頼したとしても、施工不良や見えない欠陥のリスクはゼロではありません。

そのような万が一に備えるために設けられているのが【住宅瑕疵担保責任保険】です。
この制度は、新築時に義務づけられているだけでなく、私たちリフォーム業者にとっても知識として必須といえる内容です。

1. 住宅瑕疵担保責任保険とは?

 やまもとくん

「住宅瑕疵担保責任保険(じゅうたくかしたんぽせきにんほけん)」とは、新築住宅に生じた重大な欠陥を補修するための保険制度です。

これは2009年に施行された「住宅瑕疵担保履行法」によって、新築住宅の販売や建築を行う事業者に対して加入が義務化されました。

✔ そもそも「瑕疵(かし)」とは?

瑕疵とは、「本来あるべき性能や品質が備わっていない状態」を指します。
つまり、見えない部分での施工ミスや欠陥がこれにあたります。

2. 保険の対象となる部分と範囲

住宅瑕疵保険がカバーするのは、以下の「基本構造部分」に該当する箇所です。

■ 対象1|構造耐力上主要な部分

  • 基礎
  • 梁(はり)
  • 屋根
  • 床組み など

これらは建物の「骨組み」となる部分であり、万が一欠陥があると、倒壊の危険にもつながるため、最重要視されています。

■ 対象2|雨水の侵入を防止する部分

  • 屋根
  • 外壁
  • 開口部(窓サッシや玄関まわりなど)

雨漏りは構造部の腐食を引き起こし、長期的な住まいの寿命を縮めます。
そのため、これらの部分にも補償が適用される仕組みです。

3. 保険の補償内容|最大10年間の安心サポート

住宅瑕疵保険の大きな特徴は、「補償期間の長さ」と「費用負担の少なさ」です。

✔ 補償期間

引き渡し日から10年間にわたり、瑕疵による修繕が必要になった場合に保険が適用されます。

✔ 費用負担

お客様(住宅購入者)は、10万円の免責額のみ負担すれば、それ以外の修繕費用は全額保険から支払われます。

たとえば、以下のようなケースが該当します:

不具合内容修繕費用お客様負担保険負担
屋根からの雨漏り約80万円10万円70万円
基礎クラック(ひび割れ)約150万円10万円140万円

お客様の「もしもの時」のリスクを大きく軽減できる、非常に手厚い保険制度です。

4. 加入のタイミングと対象事業者

この保険への加入は、以下の条件を満たす住宅に対して事業者側に義務づけられています

  • 新築住宅(注文住宅・建売住宅)
  • 個人が第三者に販売する目的で建てる住宅も対象
  • 建設会社・工務店・ハウスメーカーが加入主体(建築主自身ではない)

事業者は、住宅保証機構や住宅あんしん保証などの登録法人を通じて、保険に加入します。
なお、保険の加入には検査機関による現場審査も必要で、第三者による品質チェックが行われることも安心材料です。

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5. リフォーム業者にとっての重要性

ここからが本題です。
一見「新築専用の制度」に見える住宅瑕疵保険ですが、私たちリフォーム業者にとっても非常に重要な知識です。

▶ リフォーム現場での活用例

【ケース1】築5年の住宅で雨漏りの相談を受けた場合

「外壁リフォームをしたい」という相談が来たが、調査の結果雨漏りが原因。
このとき、お客様が住宅瑕疵保険に加入していれば、リフォームせずとも保険対応で無料補修ができる可能性があります。

→ 知識がある業者なら、「まずは保険の有無を確認しましょう」と、的確な提案が可能。
→ 知らない業者は、必要ない工事を勧めてしまう恐れも…。

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【ケース2】築7年の戸建てで外壁のヒビ割れを発見

「経年劣化かと思ったが、施工ミスだった」というケースも多々あります。
このような場合も、住宅瑕疵保険の補償対象になるかどうかを判断できる知識があれば、お客様の信頼を獲得できます。

6. 知識が信頼につながる

お客様からの信頼を得るために、リフォーム会社が意識すべきことは以下の3つです:

✔ 1. 築年数を確認し、補償の可能性をチェック

10年以内の建物で不具合が見つかった場合、保険適用の可能性があるかどうかをアドバイスできるようにする。

✔ 2. 雨漏りや構造トラブルがある場合は、「保険の有無」を確認

不要な出費を抑える提案ができると、リピーターや紹介につながる。

✔ 3. 保険の対象でなかったとしても、的確な原因説明と提案ができる

「保険外だけど、補修方法は〇〇がベストです」と提案できれば、専門業者としての信頼感がアップ。

やまもとくん 外壁塗装

7. リフォーム業者向けの実務ポイント

最後に、住宅瑕疵保険を踏まえたリフォーム業者の対応ポイントをまとめます。

チェックポイント内容
対象建物の築年数確認10年以内かどうかをまず確認する
保険の有無確認お客様に「新築時の保険加入書類」等を持っているか尋ねる
補償範囲の把握雨漏り・構造トラブルが対象。内装や美観は基本的に対象外
トラブル時の対応保険対象の可能性があるなら、保険会社や建築事業者へ相談を促す
自社の施工保証との使い分けリフォーム後の保証と瑕疵保険を別々に説明することで、誤解を防ぐ

まとめ|リフォーム業者も住宅瑕疵保険の知識を味方に

住宅瑕疵担保責任保険は、新築住宅における安心を守るための大切な制度です。
しかし、それだけではありません。

築浅物件のリフォームや不具合対応を行う私たちリフォーム業者にとっても、非常に有益な知識です。

  • お客様の負担を軽減する提案ができる
  • 的確なアドバイスで信頼が得られる
  • 他社との差別化につながる

住宅の品質を守るための制度を理解し、活用できることこそ、真の「プロフェッショナルな業者」の証といえるでしょう。

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