「外壁塗装を依頼したいけどどうやって業者を探すの?」
「優良業者を見分けるポイントがわからない」
このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、外壁塗装の優良業者を探す方法やポイントについて、解説していきます。
今回の記事で解説するポイントをおさえておけば、ご自宅にあった優良業者を選ぶことができるでしょう。
外壁塗装の優良業者を探す方法
外壁塗装の業者を自分で探す方法としては、主に下記があります。
・インターネットで検索する
・知人からの紹介や口コミを活用する
・チラシや看板から見つける
以下で詳しい方法について解説していきます。
インターネットで検索する
メジャーな方法としては、インターネットで検索する方法です。
「外壁塗装」とお住まいの「地域」を検索窓に入力すると、多くの業者がヒットします。
検索結果から、ピックアップした業者のホームページを確認し、ご自宅にあった塗装業者を選ぶようにしましょう。
知人からの紹介や口コミを活用する
外壁塗装を利用したことがある友人や知人がいるのであれば、業者を紹介してもらうと良いでしょう。
知っている人からの紹介であれば、安心して依頼することができます。
ただし、感想は人によって違う場合もあります。
教えてもらった業者を自分でも調べることで、さらに安心して業者を選ぶことができます。
紹介してもらった業者のホームページを確認すると、お客様の声や実績を掲載しているケースもあります。
紹介者以外の口コミも確認できるため、ぜひ活用しましょう。
チラシや看板から見つける
ポストに投函されたチラシや看板で優良業者を見つけることもできます。
周りに外壁塗装を利用した知人がいない場合もあるでしょう。
また、インターネットで検索すると膨大な数の業者がヒットします。
その中から選定ができないという方は、チラシや看板で見かけたことのある業者に問い合わせてみましょう。
問い合わせの対応が丁寧な業者であれば、安心して依頼することができるでしょう。
外壁塗装の優良業者の種類
外壁塗装を依頼できる業者には、主に下記の種類に分類できます。
・ハウスメーカー
・リフォーム業者
・塗装専門店
それぞれの特徴やメリットについては、以下で解説していきます。
安心感と信頼がある「ハウスメーカー」
ハウスメーカーは、全国で展開しています。
大手企業が運営しているため、知名度が高くアフターフォローの体制が整っている特徴があります。
ハウスメーカーに依頼する場合、高品質な対応や長期保証が期待できます。
しかし、自社で外壁塗装の部門を保有している企業は少なく、下請けへ委託しているケースもあります。
そのため、下請けによって品質に差がでる可能性もあります。
メンテナンスが期待できる「リフォーム業者」
リフォーム業者でも外壁塗装を依頼できます。
メンテナンスに関する知識を保有しているケースが多いため、施工後のアフターケアも安心です。
しかし、専門業者でないため、外壁塗装に関する知識が乏しい業者も中には存在します。
リフォーム業者の場合、外壁塗装と合わせてほかの箇所の修繕やリフォームを提案される場合もあります。
専門知識と技術がある「塗装専門店」
塗装専門店は、外壁塗装のスペシャリストです。
外壁塗装に関する専門的な知識と経験を保有しています。
また、塗装技能士の資格を保有している職人が在籍しているケースが多いです。
塗装専門店の場合、ハウスメーカーやリフォーム業者と違い、中間マージンが発生しません。
そのため、コストを重視しつつ、質も担保したいという方にはおすすめです。
地域に密着した企業が多いため、地元からの信頼も高い傾向にあります。
外壁塗装の優良業者を選ぶポイント
外壁塗装を依頼できる業者は、豊富に存在します。
その中で、優良業者を見つけるのは至難の業です。
依頼する業者が優良業者であるかどうかを見分けるポイントについて解説します。
外壁塗装の施工実績を公開しているか
まずは、施工実績を調べてみましょう。
優良業者は自社のホームページに、施工実績を公開しています。
実績と合わせてお客様の声や工程まで丁寧に掲載している業者であれば、信頼できる業者といえるでしょう。
施工事例をみるときには、ご自宅の症状と近しい事例を参考にすると、ミスマッチも少なくなります。
施工後の保証やアフターフォローが充実しているか
アフターケアが充実しているか否かも優良業者を見分けるポイントになります。
保証制度がある業者であれば、施工後に万が一のことが生じても安心して依頼することができるでしょう。
外壁塗装において代表的な保証は、自社独自の制度である「自社保証」と、他社や団体が行う「第三者保証」があります。
保証内容を確認するときには、「どのトラブルにどの程度対応しているのか?」をチェックしましょう。
外壁塗装の資格を有する職人が在籍しているか
実務経験と塗装に関する専門的な知識を保有している人が取得できる「塗装技能士」という資格があります。
また、国や自治体などの審査を通過した業者が取得できる「建設業許可」があります。
外壁塗装業者は、特に免許や資格が必要ありません。
しかし、しっかりと資格と許可を取得している業者であれば、信頼度が高まるため、優良業者といえるでしょう。
口コミなどの評判が良いか
口コミや評判も重要なポイントです。
そもそも、評判が良くない業者は優良と呼べないでしょう。
気になる業者がある場合には、一度インターネットで検索し、口コミを調べてみると良いでしょう。
マイナスなコメントが多い場合には、依頼することを控えておいた方が無難です。
商談時に信頼できるかどうか
問い合わせのときや商談時は、会社としての対応を見極めるタイミングです。
丁寧に対応してくれる業者であれば、安心して依頼できます。
また、担当者との相性も大事です。
わからないことが解決するまで親身に対応してくれるかどうかをチェックしてみましょう。
外壁塗装の見積もり時に「劣化診断」をしているか
劣化診断は、自宅の状態を把握する上では重要なポイントです。
状況が不明のままで、塗装を実施しても、正しい施工はできません。
優良業者であれば、自宅の状況を把握し、適切な提案を行います。
見積書を見て、劣化診断を行っているか確認しましょう。
外壁塗装の劣化状況をわかりやすく説明しているか
専門用語ばかり使用する業者にも注意が必要です。
優良業者であれば、素人でも理解できるように説明をしてくれます。
劣化状況などをわかりやすく説明し、依頼者が理解した状態で作業を進める業者であれば、信頼できます。
不明な内容や心配ごとがある場合には、わかりやすく説明してくれるか確認するようにしましょう。
外壁塗装の見積もりに根拠があるか
見積もりに記載されている金額に根拠があるかも確認しましょう。
外壁塗装の見積もりは、専門的な項目があるため、見極めが難しいかもしれません。
主に確認して欲しい項目は、「塗料名」や「メーカー名」が記載されているかです。
また、「塗料」と「施工費」が別で記載されているかも確認しましょう。
費用が一式でまとめてある見積もりでなく、詳細に記載されていれば、信頼できる業者と判断できます。
「塗装面積」を正確に把握しているか
塗装面積とは、塗装を必要とする面積のことを言います。
ひとことに外壁と言っても、玄関や窓などは塗装面積に含みません。
塗装面積の目安をご自身で判断するには、「図面で確認する方法」と「坪数で確認する方法」があります。
図面で確認する際は、スケールと立面図、平面図を用意します。
平面図では、外周を算出することができ、立面図では、高さを算出することができます。
坪数の場合は、塗装面積の目安で確認します。
例えば、20坪の場合の塗装面積は145.6平方メートルになります。
どちらも目安なので、だいたいの数値として把握しておきましょう。
こんな業者には要注意!悪質な塗装業者の特徴
最後に悪質な業者の特徴について解説します。
見分けるポイントとしては、下記の通りです。
・アポなし訪問
・契約を迫る
・施工前の費用請求
・自社オリジナルの塗料を推奨する
以下で詳しく解説します。
アポなし訪問
事前のアポをとることなく、突然訪問する業者には注意が必要です。
アポなしの訪問はトラブルに発展する可能性があります。
また、しつこく中々帰らないということもあるため、注意しましょう。
契約を迫る
即日の契約を迫る業者にも注意が必要です。
特に、不安を煽って契約をさせようとする業者の場合、正確な判断ができない場合はあります。
万が一、断ることができなかった場合には、契約から一定期間内であればクーリングオフができることを覚えておきましょう。
施工前の費用請求
施工前に費用の全額を請求する業者も要注意です。
外壁塗装の支払いは、一般的に「施工後に支払い」、「施工前に一部支払い」です。
全額請求する業者の場合には、手抜き工事や施工前に連絡が取れなくなるリスクもあるので、覚えておきましょう。
自社オリジナルの塗料を推奨する
自社オリジナルの塗料を進めてくる業者もあります。
オリジナル塗料には性能や機能に対する保証が乏しく、信頼に欠ける可能性があります。
すべてが悪いわけではありませんが、しつこくオリジナル塗料を勧めてくる業者には注意した方が良いでしょう。
外壁塗装で優良な業者選びには事前調査が重要!
外壁塗装の優良業者を見分けるには、事前に依頼業者について調べる必要があります。
外壁塗装の業者は、数多く存在しているため、優良業者を見極めるには、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。
優良業者は、丁寧で親身になってくれるかがポイントです。
商談や見積もりで信頼できる業者であるか確認できます。
実際に依頼する前に今回の記事で解説したポイントをチェックすると、業者選びに失敗しないでしょう。