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「外壁塗装をお願いしたいけど、塗料の種類が多くて選べない!」
「外壁塗装で使われる塗料ってどんなのがあるの?」
上記のように考えている人は多いでしょう。
本記事では、外壁塗装に使われる塗料の種類や、塗料の選び方について解説していきます。
具体的な内容は、以下の通りです。

・外壁塗装に使われる塗料5種類のメリット、デメリット
・耐久性や機能性の高い特殊塗料
・外壁塗装の塗料の選び方
・塗料を選ぶ際によく浮かぶ疑問と回答

本記事を読めば、自宅の外壁塗装にピッタリな塗料を選ぶのに役立つため、ぜひ最後まで目を通してみてください。

外壁塗装に使われる5種類の塗料

本章では、外壁塗装に使われる以下の塗料5種類を紹介します。

・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・アクリル塗料
・ウレタン塗料

以下でそれぞれどんな塗料なのかや、メリット・デメリットを紹介していきます。

シリコン塗料

シリコン塗料は、外壁塗装でよく使われているスタンダードな塗料です。
アクリルにシリコン樹脂を入れ混ぜて作られており、アクリルシリコンとも呼ばれています。
メリットとデメリットは以下を参考にしてください。

【シリコン塗料のメリット】
・湿気がたまりにくいため、カビが生えにくい
・水と馴染みやすい性質を持っているため、汚れにくい
・内部の結露を予防できる

【シリコン塗料のデメリット】
・乾燥するのに時間がかかる
・弾性が低いため、ひび割れに弱い
・価格が高い

シリコン塗料は水性1液型・溶剤1液型・溶剤2液型と3つの種類があり、価格や耐久性が違います。
価格は高いですが、最も耐久性の高い溶剤2液型がおすすめです。

フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂が入っている塗料で、「蛍石(ほたるいし)」という石をベースに作られています。
メリットとデメリットは以下の通りです。

【フッ素塗料のメリット】
・耐用年数が長い
・長持ちするのでメンテナンスのトータルコストが低い
・艶があり、光沢が美しい

【フッ素塗料のデメリット】
・価格が高い
・艶のないマットな仕上がりにはできない
・伸びが悪く、外壁が割れると一緒に割れやすい

フッ素塗料は価格が高い塗料ではありますが、耐久性が高いことから、外壁だけではなく屋根やシャッターにも使用されています。

無機塗料

無機塗料とは、名前の通り、無機質であるセラミックなどを原料として作られている塗料です。
天候の変化に強いため、紫外線による影響を受けにくいといった特徴があります。
メリットとデメリットは以下を参考にしてください。

【無機塗料のメリット】
・耐用年数が長い
・汚れが付きにくい
・燃えにくく、火に強い

【無機塗料のデメリット】
・価格が高い
・ひび割れが起きやすい
・施工に高い技術力が必要

無機塗料は汚れが付きにくい反面、新しい塗料を塗る際に密着が上手くいかず、早々に塗料が剥がれるといった懸念点もあります。
耐用年数が長いため、塗り直す機会は多くないかと思いますが、念のため注意してください。

アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル系の合成樹脂でできています。
メリットとデメリットは以下を参考にしてください。

【アクリル塗料のメリット】
・価格を抑えて施工ができる
・発色が綺麗で艶がある
・施工しやすいので失敗が起きにくい

【アクリル塗料のデメリット】
・耐久年数が短く、劣化しやすい
・ひび割れが起きやすい
・コストパフォーマンスが悪い

販売し始めた頃は人気がありましたが、現在では室内の塗装に利用されることが多く、外壁に使われることは少なくなっています。

ウレタン塗料

ウレタン塗料とは、ポリウレタンをベースとして作られた塗料です。
ポリウレタンは断熱材や合成ゴムに使われている素材で、外壁以外にも車や家具などに使用されています。
メリットとデメリットは以下の通りです。

【ウレタン塗料のメリット】
・光沢があり、高級感のある艶がでる
・ひび割れしにくい
・柔軟で密着しやすい

【ウレタン塗料のデメリット】
・紫外線によるダメージを受けやすい
・汚れやすいため、光沢が長持ちしにくい
・強い毒性のある成分が入っている

ウレタン塗料はアクリル塗料と同じく、現在は外壁に使われることが少なくなっています。

外壁塗装の6種類の特殊塗料

本章では外壁塗装に使用する、以下6つの特殊塗料を紹介します。

・遮熱塗料
・断熱塗料
・光触媒塗料
・クリア塗料
・弾性塗料
・抗菌塗料、防カビ塗料、防藻塗料

特殊塗料とは、近年開発されている塗料で、耐久性や機能性の高い塗料のことです。
以下で1つずつ説明していきます。

遮熱塗料

遮熱塗料とは、熱を反射させて建物の中に熱が伝わりにくくする塗料です。
特に夏場は太陽の熱を反射させることで室内の温度が上がらないようにするため、快適に過ごせます。
また、室内が快適な温度に保たれるとエアコンの使用を必要最低限に抑えられ、節電につなげられるでしょう。

断熱塗料

断熱塗料は、熱が伝わりにくくなる塗料です。
遮熱塗料と似ていますが遮熱塗料は熱を反射させるもので、熱を伝わりにくくする断熱塗料とは効果が違います。
断熱塗料を使えば、屋内が外の気温に左右されにくいため、夏季と冬季どちらの季節でも快適に過ごせるでしょう。
メリットの多い断熱塗料ですが、施工には高度な技術が必要で価格が高いというデメリットもあります。

光触媒塗料

光触媒塗料とは、光や紫外線に反応して、外壁の表面についた汚れを分解するセルフクリーニングの機能を持った塗料です。
太陽の光が当たりやすい場所では、セルフクリーニングの機能が働きやすいため、日々のお手入れを気にせずにキレイな状態を保てます。
ただし、隣の家と近かったり北向きに家が建っていたり、太陽の光が当たりにくい環境の場合、セルフクリーニングの機能を発揮することが難しいので、注意してください。

クリア塗料

クリア塗料とは、いま現在の外壁の印象を活かしつつ、外壁をコーティングできる塗料です。
劣化が起きる前に塗ることで、長期的に外壁を守れます。
表面の保護はできるクリア塗料ですが、ヒビ割れや傷といった劣化部分のカバーは難しいです。
劣化した箇所を補修してからクリア塗料を塗っても、そのまま透けて見えるため、ヒビ割れや傷が多い場合には他の塗料も検討してください。

弾性塗料

弾性塗料とは、伸縮性の高い塗料です。
伸縮のしやすさと高い弾力性を活かして、ヒビ割れを起きにくくします。
下地にくっつきやすいので、隙間ができにくく、防水性が高いという特徴があります。

抗菌塗料、防カビ塗料、防藻塗料

抗菌塗料は、ウイルスや菌が住みにくい環境にして、繁殖を抑制する塗料です。
防カビ塗料は、抗菌塗料と同じように、カビが住みにくい環境にして繁殖を防ぎます。
防藻塗料は、その名の通り、藻や苔といった光合成をして繁殖するものを防ぐ塗料です。
外壁塗装に使われている防藻塗料の中には、防カビ機能も兼ね備えているものも存在します。

自宅の外壁塗装に合った塗料の選び方

外壁塗装の塗料は種類が多いため、どのように選ぶべきか悩んでいる方もいるかと思います。
そこで本章では、自宅の外壁塗装に合った塗料の選び方を3つ紹介します。

・耐用年数と価格を比較する
・優先順位の高い機能や効果の塗料を選ぶ
・外壁と相性のいい塗料を選ぶ

ぜひ参考にしてください。

耐用年数と価格を比較する

自宅の外壁塗装に合った塗料を選ぶ際は、塗料の耐用年数と価格を比較しましょう。
外壁の塗料は種類によって、耐用年数や価格が違います。
たとえば耐用年数の長い塗料を選択すれば、短いスパンで外壁を塗り直したり、メンテナンスしたりする必要がありません。
また価格の安い塗料を選べば、初期投資を抑えられます。
このように各塗料の耐用年数と価格を比べて、自分にはどの塗料が向いているのかを検討してみましょう。
外壁塗装でよく使われている塗料の耐用年数と価格の相場は、以下を参考にしてください。

・シリコン塗料
耐用年数:7~15年
相場:1,800~3,500円/平方メートル

・フッ素塗料
耐用年数:12~20年
相場:3,000~5,000円/平方メートル

・無機塗料
耐用年数:18~20年
相場:3,500~5,850円/平方メートル

優先順位の高い機能や効果の塗料を選ぶ

自宅の外壁塗装に合った塗料を選ぶ場合、優先順位の高い機能や効果の塗料を選ぶ、といった方法もあります。
たとえば、

・外壁の見た目をキレイに保ちたい:光触媒塗料、抗菌塗料、防カビ塗料、防藻塗料など
・生活の快適性をアップさせたい:断熱塗料、遮熱塗料など

といったように、自身が何を重要視するかで塗料を選んでみてください。

外壁と相性のいい塗料を選ぶ

自宅の外壁塗装に合った塗料を選ぶ場合、外壁と相性のいい塗料を選ぶのもおすすめです。
外壁の種類によって、相性のいい塗料は異なります。
以下で、外壁の種類ごとに相性のいい塗料を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

・窯業系サイディング
窯業系サイディングは劣化すると水を吸いやすくなり、ひび割れや剥がれの原因になります。
そのため、細かい隙間などを埋めて、外壁を強化させやすい含浸性の塗料を選ぶとよいでしょう。
防水機能も劣化してしまうので、防水塗料もおすすめです。

・モルタル
ひび割れの起きやすいモルタルは、伸縮性のある弾性塗料と相性がいいです。
もし外壁にひび割れが発生しても、塗料の膜がひび割れしにくいため、雨水の浸水などを防いでくれます。

・金属サイディング
金属サイディングは傷がつくと、その部分からサビが発生しやすいです。そのため、サビ止め塗料が向いています。

・ALC
ALCは表面の塗料の膜が劣化すると、大変吸水しやすくなります。
雨が浸入すれば、ひび割れなどの原因にもなるため、防水塗料がおすすめです。

外壁塗装の塗料を選ぶ際によくあるQ&A

本章では、外壁塗装を選ぶときによく浮かぶ疑問と回答を紹介しています。

・水性塗料と油性塗料はどちらを選ぶべき?
・1液型と2液型って何が違うの?
・艶ありと艶なしはどちらがいいの?

ぜひ参考にしてみてください。

水性塗料と油性塗料はどちらを選ぶべき?

水性塗料を選びましょう。
油性塗料は、塗っている最中だけではなく、出来上がった後にもしばらくシンナーの臭いが残ります。
昔は油性塗料の方が耐久性に優れていましたが、現在は水性塗料の耐用年数もほとんど変わりません。
そのため、水性塗料を選びましょう。

1液型と2液型って何が違うの?

1液型と2液型の違いは「1つの液で塗料として使用可能か」、「2つの違う液を混ぜ合わせて塗料として使用するか」といった点です。
1液型は比較的価格が安く、混ぜ合わせる手間がかからないですが、耐久性が低く短いスパンで塗り直しが必要です。
2液型は耐久性が高く、さまざまな箇所に塗れますが、比較的価格が高く、混ぜ合わせる手間がかかります。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、短いスパンで塗り直す必要のない、2液型がおすすめです。

艶ありと艶なしはどちらがいいの?

艶あり塗料と艶なし塗料は、個人の好みで選択して問題ありません。
耐久面は艶あり塗料の方が若干高いですが、艶なし塗料とほとんど変わりません。
見た目の印象としては、艶あり塗料はツヤツヤとして新築のような仕上がりになり、艶なし塗料は柔らかい印象でマットな質感になります。
どちらの見た目が好みかで、選びましょう。

安価な塗料や人気な塗料ではなく、住宅に適した塗料を選ぼう

外壁塗装に使われる塗料は、一般的な塗料の他に、機能性や耐久性に優れた特殊塗料もあるため、選ぶのが難しいといった人は多いかと思います。
しかしそれぞれのメリットやデメリットを理解し、耐用年数や外壁との相性などをきちんと考慮した上で選べば、失敗は防げます。
「安いから」「よく聞く塗料だから」と安易に判断するのではなく、本記事で紹介した塗料の選び方のように、さまざまな視点から住宅に適した塗料を選びましょう。

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