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「コロニアルNEOって塗装できないの?」
「コロニアルNEOが塗装できない理由は何?」
「コロニアルNEOの補修方法は?」
このような疑問はありませんか?
コロニアルNEOは、一般的に塗装できないと言われています。
なぜなら素材がもろく、ひびや欠けが生じやすい屋根材だからです。
本記事ではコロニアルNEOでよくある疑問やお悩みを解決します。
具体的には以下の情報を解説します。

・コロニアルNEOが塗装できないと言われる理由
・コロニアルNEOはどんな屋根材か
・コロニアルNEOの主な劣化症状
・自宅の屋根がコロニアルNEOか見極める方法
・塗装できないコロニアルNEOの補修方法

記事を読んで上記を把握しておけば、コロニアルNEOの理解が深まり、メンテナンスしやすくなるでしょう。

コロニアルNEOが「塗装できない」と言われる理由

コロニアルNEOが塗装できないと言われる理由は以下のとおりです。

・人の重みでひびが入ってしまう
・高圧洗浄で欠けてしまう
・数年後に割れてしまう

1つずつ詳しく見てみましょう。

人の重みでひびが入ってしまう

コロニアルNEOが「塗装できない」と言われる理由の1つは、人の重みによってひびが入りやすいことです。
一般的に、屋根の状態を点検するもしくは塗装する場合、職人が屋根に上る必要があります。
しかしコロニアルNEOは耐久性が比較的低く、人の重量に耐えられず、破損する恐れがあるのです。
もしもひびが入ると、屋根の防水性能が低下し、雨水が内部に浸入するリスクが高くなります。
さらに、ひびが進行すると、最悪の場合、屋根材が割れたり破損したりする可能性もあります。

高圧洗浄で欠けてしまう

コロニアルNEOが「塗装できない」と言われる2つ目の理由は、高圧洗浄によって屋根材が損傷しやすいことです。
一般的に、屋根塗装の前処理として、表面についた汚れやほこり、砂などを落とすために高圧洗浄機を使用します。
しかしコロニアルNEOは素材がもろく、高圧洗浄で汚れを落とそうとすると、屋根材にダメージを与えてしまう恐れがあるのです。
最悪の場合、洗浄中に屋根材が欠けたり、表面がボロボロになったりする可能性があります。

数年後に割れてしまう

コロニアルNEOが塗装できないと言われる3つ目の理由は、数年後に割れてしまう可能性が高いことです。
コロニアルNEOは比較的脆弱な素材で作られているため、経年劣化によるひび割れが発生しやすいと言えます。
塗装直後には問題がなくても、数年後にひびが入る可能性があります。
たとえ塗装できたとしても、素材自体の脆弱性は改善されません。
屋根材にひび割れが生じてしまうと、塗装の効果が大きく損なわれてしまいます。

コロニアルNEOってどんな屋根材?

コロニアルNEOとは、2001年にKMEW(旧クボタ)から販売された、ノンアスベスト仕様のスレート屋根材です。
アスベストは天然鉱石の一種で、耐熱性に優れており、2003年頃までの屋根材に広く使われていました。
しかし、アスベストの吸引が、肺がんを引き起こす可能性があることが判明しました。
その後、2004年の労働安全衛生法施行令の改正により、アスベストの使用が正式に禁止されています。
このような背景から、コロニアルNEOはアスベスト被害のリスクがない安全な屋根材として開発・販売されました。
しかし、使用過程で新たな問題が浮上しました。
経年劣化に伴い、コロニアルNEOはひび割れや欠けが生じやすいという耐久性の低さが明らかになったのです。
よって、コロニアルNEOは現在、販売および製造が中止されています。

【8~10年目】コロニアルNEOの主な劣化症状

製品にもよりますが、一般的なスレート屋根の寿命は15年~30年程度です。
一方で、コロニアルNEOは、8~10年で劣化症状が生じはじめます。
ここでは、コロニアルNEOの劣化症状について見ていきましょう。

・色あせが目立つ
・不規則なひび割れが生じる
・屋根材が欠ける

以下で、それぞれの劣化症状について説明します。

色あせが目立つ

コロニアルNEOは経年劣化により、色あせが目立つようになります。
色あせは一般的なスレート屋根にも見られる現象ですが、コロニアルNEOの場合、特徴的な劣化パターンがあります。
コロニアルNEOは、屋根材が1枚ずつ変色していく傾向があり、全体がまだらに汚れているように見えることもあるのです。
特に陽の当たりやすい南側は色あせが生じやすく、黒ずみや黄ばみが発生するケースも少なくありません。
放置すると、より深刻な損傷につながる可能性があります。

不規則なひび割れが生じる

コロニアルNEOが劣化すると、不規則なひび割れが生じます。
一般的な屋根材の場合、くぎを打った部分から規則的に割れるケースが多いです。
一方、コロニアルNEOの場合は、縦横無尽にひびが生じます。
ひび割れを放置すると、屋根材自体が欠けることもあります。

屋根材が欠ける

コロニアルNEOの劣化が進行すると、屋根材が欠けはじめます。
多くの場合、欠けた屋根材が落下して初めて問題に気づくこととなります。
コロニアルNEOは人が屋根の上に乗れず、屋根の状態を直接確認することが困難だからです。
屋根材が欠けると雨水が浸入しやすくなり、雨漏りにつながることもあるので要注意です。

自宅の屋根がコロニアルNEOか見極める方法

自宅の屋根が、コロニアルNEOであるか見極める方法について解説します。

・規則的な形をしているか
・複数のひび割れが広範囲に生じているか
・防水シートがむき出しになっている箇所があるか

見極め方を1つずつ解説していきます。

規則的な形をしているか

コロニアルNEOかどうかを判断するには、まず屋根の形状を確認することが重要です。
コロニアルNEOは、一般的な屋根材と比べて、特徴的な規則性があります。
具体的な特徴は、スレート部分の端(凸部)が、中央(凹部)の長さの半分になっていることです。
また、凹部のラインが、少し斜めになっています。
なお、素人が屋根に登って確認するのは落下する危険性があるため、絶対にやめましょう。
屋根を確認する際は、必ず業者に依頼してください。

複数のひび割れが広範囲に生じているか

屋根に広範囲で複数のひび割れが発生している場合、コロニアルNEOである可能性が高いでしょう。
前述したとおり、一般的なスレート屋根の場合、くぎを打った部分からひび割れする傾向があります。
一方、コロニアルNEOの場合、さまざまな方向へ、無数のひび割れが生じる特徴があります。

防水シートがむき出しになっている箇所があるか

防水シートがむき出しになっている屋根の場合、コロニアルNEOが使用されている可能性が高いでしょう。
屋根材の下にある防水シートがむき出しになると、雨を防ぎきれなくなります。
防水機能が著しく低下すると、雨漏りのリスクが高まります。

【2種類】塗装できないコロニアルNEOの補修方法

コロニアルNEOは塗装できないため、他の方法で補修する必要があります。

・重ね葺き工事(カバー工事)
・葺き替え工事

それぞれの詳しい工事内容を紹介します。

重ね葺き工事(カバー工事)

1つ目の補修方法は、重ね葺き工事(カバー工事)です。
重ね葺き工事とは、既存の屋根材を撤去せず、上から新しい屋根材を重ねて施工する工事のことです。
既存の屋根材を撤去しないため、全体的な工事費用を抑えられます。
屋根の重量が増すため、耐震性が低下しやすい工事方法とも言えます。
費用目安は60万円~240万円です。

葺き替え工事

2つ目の補修方法は、葺き替え工事です。
葺き替え工事とは、既存の屋根材をすべて取り除き、新しい屋根材に取り替える工事のことです。
古い屋根材を撤去する作業が増えるため、下地の補修費がかかることもあります。
よって、重ね葺き工事と比べて費用はかさむ傾向にあります。
費用目安は70万円~250万円です。

コロニアル屋根は塗装NG!重ね葺き工事か葺き替え工事でメンテナンスしよう

コロニアルNEOはアスベストを含まず、人体に悪影響が少ない素材ですが、重量や圧力をかけると壊れやすい特徴があります。
よって、一般的な屋根材のような塗装作業には適していません。
重ね葺き工事か葺き替え工事で、メンテナンスする必要があります。
コロニアルNEOの補修には、屋根塗装の実績が豊富な業者に依頼しましょう。
「やまもとくん」は、埼玉エリアを中心に、さまざまな屋根塗装に対応しています。
豊富な施工実績と高品質な工事で、多くのお客様から選ばれています。
コロニアルNEOで不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

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