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「コロニアルNEOってどうやって見分けるの?」
「コロニアルNEOの見分け方があれば知りたい」
「住宅の屋根がコロニアルNEOだった場合、どうすれば良い?」
上記のように、住宅の屋根がコロニアルNEOかどうかを確認したいと考えている方は多いでしょう。
この記事では、以下について解説します。

・【コロニアルNEOの見分け方1】住宅が建設された時期を確認する
・【コロニアルNEOの見分け方2】仕様書や仕上げ表を確認する
・【コロニアルNEOの見分け方3】刻印を確認する
・【コロニアルNEOの見分け方4】形状を確認する
・【コロニアルNEOの見分け方5】劣化症状を確認する
・コロニアルNEOと判明した場合の対処法
・コロニアルNEOの見極めは業者に依頼するのがベストな理由

この記事を読むと、住宅の屋根がコロニアルNEOかどうか確認でき、今後のメンテナンスについてもイメージしやすくなるでしょう。
ぜひ、最後まで目を通してみてください。

【コロニアルNEOの見分け方1】住宅が建設された時期を確認する

コロニアルNEOの見分け方として、住宅が建設された時期を確認する方法があります。
メーカーがコロニアルNEOを製造・販売していたのは2001年から2008年です。
そのため、自宅の建設時期が上記の時期に被っていない場合は、コロニアルNEOではない可能性が高いでしょう。

【コロニアルNEOの見分け方2】仕様書や仕上げ表を確認する

コロニアルNEOを見分けるには、仕様書や仕上げ表を確認すると良いでしょう。
仕様書や仕上げ表には、屋根材の製品名やメーカー名、不燃番号が記載されています。
不燃番号とは、不燃材の認定番号のことです。
不燃材の認定番号とは、国土交通大臣より認定を取得した防火材料の番号です。
建築性能基準推進協会の「大臣認定の検索システム」に、仕上げ表や仕様書に記載されている不燃番号を入力して検索すると、製品名を特定できるケースがあるので活用してみると良いでしょう。

【コロニアルNEOの見分け方3】刻印を確認する

コロニアルNEOを見分けるには、刻印を確認すると良いでしょう。
屋根材には製品名や製造番号が刻印されています。
製造番号が刻印されている場合、国土交通省や日本石綿協会、ロックウール工業会の公式サイト内で、製品名を確認できます。
ただし、自分で確認するのは危険なため、業者に確認してもらうと良いでしょう。
高所での作業は危険なほか、コロニアルNEOは割れやすいため、上ることによって屋根材が割れてしまうリスクがあります。

【コロニアルNEOの見分け方4】形状を確認する

コロニアルNEOの見分け方として、形状を確認する方法があります。
コロニアルNEOの屋根材下部の形状は、凸部分の長さが凹部分の長さの半分しかありません。
また、切り込み部分の角度は直角ではなく、斜めになっています。
形状を確認することで、他の屋根材とコロニアルNEOの違いを見分けやすくなりますが、高所での確認作業には危険が伴います。
コロニアルNEOは割れやすく、上ることで屋根材が割れる恐れもあるため業者に確認してもらうと良いでしょう。

【コロニアルNEOの見分け方5】劣化症状を確認する

コロニアルNEOを見分けるには、劣化症状を確認すると良いでしょう。
具体的には、以下の劣化症状がないかを確認することでコロニアルNEOを見分けやすくなります。

・不規則なひび割れがある
・欠けている箇所がある
・反っている箇所がある
・変色が目立つ

それぞれの劣化症状について、以下で詳しく解説します。

不規則なひび割れがある

コロニアルNEOを見分ける際には、不規則なひび割れがないか確認しましょう。
コロニアルNEOは耐久性が低いため、劣化症状として不規則なひび割れが発生しやすいです。
一般的なスレート屋根と違い、コロニアルNEOのひび割れには規則性や方向性がない点が特徴です。

欠けている箇所がある

コロニアルNEOを見分ける際には、欠けている箇所がないか確認しましょう。
不規則なひび割れが悪化することによって、欠けが発生します。
コロニアルNEOの場合は、欠けている箇所からさらに大きく割れてしまうケースもあります。
割れた破片が落下すると非常に危険なため、早急に対処しなければなりません。

反っている箇所がある

コロニアルNEOを見分ける際には、反っている箇所がないか確認しましょう。
築年数が経ったコロニアルNEOでは、劣化症状として屋根材が反ってしまうケースがあります。
ただし、反りの症状はコロニアルNEO以外のスレート屋根でも起こるため、この症状のみで判断できるわけではありません。

変色が目立つ

コロニアルNEOを見分ける際には、変色が目立っていないか確認しましょう。
コロニアルNEOは1枚ごとに変色したり、面ごとに変色したりする場合があります。
しかし、変色はコロニアルNEO以外のスレート屋根でも起こり得るため、この症状のみで判断するのは難しいでしょう。

コロニアルNEOと判明した場合の対処法

本章では、コロニアルNEOと判明した場合の対処法について解説します。
屋根材がそこまで劣化していない場合と、劣化が激しい場合で取るべき処置は異なります。
それぞれの対処法について、以下で詳しく説明します。

そこまで劣化していない場合

コロニアルNEOと判明したものの、そこまで劣化していない場合は今すぐメンテナンスする必要はありません。
しかし、このままにしておくといずれはひび割れや欠けなどが生じるでしょう。
そのため、早期に異変に気付くためにも、定期的に業者に点検してもらうと安心です。
また、メンテナンスには費用がかかるため、今からおおよその費用を見積もっておくと前もって準備できるでしょう。

劣化が激しい場合

コロニアルNEOと判明し、さらに劣化が激しい場合にはメンテナンスの必要があります。
メンテナンスしないと、破損箇所から雨水が入り込んだり、建物の耐久性が低くなったりするからです。
コロニアルNEOの補修は、重ね葺き工事もしくは葺き替え工事がおすすめです。
重ね葺き工事はカバー工法とも呼ばれる工事方法で、元々の屋根材の上から新しい屋根材を設置します。
一方、葺き替え工事では、元々の屋根材を撤去してから新しい屋根材へと丸ごと交換します。
重ね葺き工事の費用相場は60万円~240万円、葺き替え工事は70万円~250万円です。

コロニアルNEOか確実に見分けるには業者に依頼するのが1番

コロニアルNEOか確実に見分けるには、業者に依頼するのが一番です。
プロであれば確実に見分けられる上、今後のメンテナンス方法も相談できるからです。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

プロは確実に見分けられる

プロであれば確実に見分けられるため、コロニアルNEOかどうかを見分けるには業者に依頼するのが一番です。
本記事でお伝えしたコロニアルNEOか見極める方法は、屋根のリフォーム業者や塗装業者であれば熟知しているポイントです。
そのため、コロニアルNEO特有の劣化症状や、他の屋根との違いなども業者であれば分かります。
業者に依頼することで、コロニアルNEOかどうかを確実に見極められるのです。

今後のメンテナンス方法を相談できる

今後のメンテナンス方法を相談できるため、コロニアルNEOかどうかを見分けるには業者に依頼するのが一番です。
万が一、自宅の屋根材がコロニアルNEOであることが判明した場合には、ほとんどのケースにおいてメンテナンスが必要になります。
業者に依頼した場合、どのような修繕が必要かなども合わせて相談できるため、メンテナンスへの流れもスムーズになるでしょう。

住宅の屋根がコロニアルNEOかハッキリさせたい場合はプロの業者に依頼しよう

住宅の屋根がコロニアルNEOかどうかを見極めるためには、建設時期の確認や仕様書の確認、形状や劣化症状の確認などの方法があります。
コロニアルNEOを見分ける劣化症状としては、不規則なひび割れ、欠け、反り、変色などがあります。
しかし、実際に屋根に上って判別することは難しい上、危険も伴う作業です。
そのため、住宅の屋根がコロニアルNEOかどうかを確認するにはプロの業者に依頼すると良いでしょう。
業者に依頼すると、補修工事の相談も合わせて行えるため、速やかにメンテナンスに移行できるメリットもあります。
住宅の屋根がコロニアルNEOかハッキリさせたい場合には、プロの業者に依頼しましょう。

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