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「家の屋根がアーバニーって言われたけれど、どのような特徴があるのか知りたい」
「なるべく長持ちさせるのに、必要なメンテナンスを知りたい」
アーバニー屋根は高いデザイン性から、多くの住宅で使用されてきたスレート屋根です。
本記事ではアーバニー屋根の特徴や種類、メンテナンス方法などについて解説します。
具体的に解説するのは、下記のとおりです。

・アーバニー屋根の種類と特徴
・アーバニー屋根でよくある劣化症状
・劣化を放置すると起こり得るトラブル
・アーバニー屋根が破損しやすい原因
・アーバニー屋根のメンテナンス方法
・アーバニー屋根に向いていない補修方法

アーバニー屋根材は破損やひび割れを起こしやすいため、劣化症状に合わせたメンテナンスが必要です。
本記事を読めばアーバニー屋根の特徴が理解でき、適切なメンテナンスを業者に依頼できます。

屋根材の「アーバニー」とは

アーバニーとは、クボタ(現ケイミュー)が販売していたスレート屋根の一種です。
切り込みがランダム調に入っており、意匠性に優れている屋根材です。
スレート屋根は似ている製品が多いため、オシャレな雰囲気を出せるアーバニーは人気商品でした。
現在アーバニーは廃番となっているため、交換による部分的な補修は困難です。

アーバニー屋根の種類

アーバニー屋根はデザイン性の高さから人気であったため、さまざまな種類が販売されていました。
具体的な種類は、下記のとおりです。

・アーバニー
・ニューアーバニー
・アーバニーグラッサ

種類ごとの特徴を解説しますので、参考にしてください。

アーバニー

アーバニーは、1982年から1994年に製造・販売された商品です。
特徴的なデザインから、当時は最高級の屋根材として販売されていました。
アスベストが含まれているため、規制に伴い廃番となっています。

ニューアーバニー

アスベスト規制を受けて新たに販売されたのが、ニューアーバニーです。
ニューアーバニーは、1994年から2001年に製造・販売された商品です。
アスベストの含有率は低くなったものの、脆いという欠点がありました。

アーバニーグラッサ

アーバニーグラッサは2001年から2005年に製造・販売された、ノンアスベストの屋根材です。
切り込みの多さと配合成分などが影響し、非常に脆い屋根材として知られています。
耐久性の問題により、約4年という短期間で販売中止となりました。

アーバニー屋根でよく見られる劣化症状

アーバニー屋根は、ひび割れや屋根材の滑落を起こしやすい屋根材です。
具体的な劣化症状や注意すべきポイントについて、くわしく解説します。

ひび割れが起きる

アーバニー屋根の劣化症状として、代表的なのがひび割れです。
ひび割れやすい原因として、特徴的な切り込みと凸凹した形状が挙げられます。
特にノンアスベストのアーバニーグラッサは非常に脆く、ひび割れや欠けなどの劣化を起こしやすいです。
アーバニー屋根は、特徴的なデザインが原因で割れやすいため注意しましょう。

屋根材が欠落する

他の種類と比較して、アーバニー屋根は割れた屋根材が欠落するリスクも高いです。
構造上、簡単に割れてしまうため欠落も起こしやすくなっています。
万が一落下してしまうと危険であり、早急なメンテナンスが必要です。

アーバニー屋根の劣化を放置すると起こり得るトラブル

アーバニー屋根の劣化を放置すると、さまざまなトラブルを起こす可能性があります。
起こり得るトラブルとして考えられるのは、下記のとおりです。

・雨漏りが発生する
・断熱効果が低下する
・大規模修繕になる可能性がある

各トラブルの内容や放置するリスクについて、くわしく解説します。

雨漏りが発生する

アーバニー屋根の劣化を放置すると、雨漏りが発生してしまいます。
ひび割れや欠けを起こした箇所から、雨水が入り込みやすくなるためです。
雨漏りによって構造自体が腐食すれば、建物全体の耐久性も低下します。
劣化を放置すると雨漏りが発生し、住宅自体の価値を下げてしまう可能性もあります。

断熱効果が低下する

屋根材の劣化により、断熱効果が低下するのも問題点です。
屋根材がもともと持っている断熱効果は、劣化により弱まってしまいます。
結果として室内温度を快適に保てなかったり、冷暖房のコストが上がったりする可能性もあります。
断熱効果を維持するためには、適切な屋根のメンテナンスが必要です。

大規模修繕が必要になる可能性がある

もし雨漏りによって構造が腐食してしまうと、屋根材の修繕だけでは済まなくなります。
構造部分まで大掛かりに修繕しなくてはならず、多くの時間とコストがかかります。
大規模修繕を防ぐには、屋根の劣化段階で早期に対処しておくことが大切です。

アーバニー屋根が破損しやすい原因

アスベストの有無にかかわらず、アーバニー屋根は破損しやすい屋根材です。
アーバニー屋根はデザイン性を向上させるために、大きな切り込みが入っています。
細かく大きな切り込みによって、割れやすくなります。
また、切り込みによって凸凹のある仕上がりになることも、破損しやすい原因の1つです。

アーバニー屋根のメンテナンス方法

アーバニー屋根のメンテナンスには、重ね葺き工事(カバー工法)か葺き替え工事が向いています。
それぞれの工事方法を、くわしく解説します。

重ね葺き工事(カバー工法)

重ね葺き工事(カバー工法)とは既存の屋根を残した上から、新しい屋根材を重ねる工法です。
費用相場は60万円~240万円で、葺き替え工事より安価です。
撤去作業が不要のため、工事にかかる期間も短くて済みます。
重ね葺き工事では、古い屋根がそのまま残ることになります。
屋根全体が重くなると建物に負担となるため、選択する屋根材の重量には要注意です。
また、激しい劣化や雨漏りを起こしている場合は、葺き替え工事を勧められるケースもあります。

葺き替え工事

葺き替え工事は、古い屋根を撤去した後に新しく屋根材を交換する工事です。
下地も含めて補修でき、屋根材の寿命を延ばせるメリットがあります。
軽い屋根材に変更することで住宅への負担を軽減でき、耐震性も向上できます。
撤去作業が必要になる関係上、費用相場は70万円~250万円と重ね葺き工事より高額です。

アーバニー屋根に向いてないメンテナンス方法

割れや欠けを起こしやすいアーバニー屋根には、塗装やコーキング補修によるメンテナンスは不向きです。
なぜ塗装やコーキング補修が向いていないのか、くわしく解説します。

塗装

アーバニー屋根に塗装しても効果が乏しいだけではなく、作業中に割れるリスクもあります。
本来であれば、アスベストを含むアーバニーは塗装が可能です。
しかしアーバニーを使用した住宅は、建設されてから少なくとも30年以上は経過しています。
建設して長期間経過した屋根に塗装しても、耐久性の向上は見込めません。
特に防水シートは、防水効果を失っている可能性が高いです。
また、アスベストを含むアーバニーであっても、形状的に割れやすいのが塗装時に問題となります。
塗装の際に高圧洗浄や縁切りを行った際に、屋根材が割れる可能性もあるためです。
縁切りとはスレート屋根を塗装した後に、重ね目に塗料が入り込んで塞がった部分を切る作業を指します。
アーバニー屋根に縁切りをすると割れてしまう可能性が高いのも、塗装できない理由の1つです。

コーキング補修

割れた箇所のコーキング補修も、アーバニー屋根には向かない方法になります。
コーキング補修自体は可能ですが、長持ちしないためです。
また、作業員が屋根に上った際に、新たに割れてしまう可能性もあります。
アーバニー屋根の割れをメンテナンスする場合、コーキング補修だけでは不十分です。

アーバニーの劣化は放置せず、早めにメンテナンスしよう

アーバニーはデザイン性の高い屋根材ですが、一方でひび割れや欠けを起こしやすいデメリットもあります。
切り込みの多さが原因であり、劣化を放置すると雨漏りが起きやすいほか、断熱性を低下させてしまいます。
構造部分にも悪影響を及ぼすため、早めのメンテナンスが必要です。
アーバニー屋根のメンテナンス方法は、重ね葺き工事(カバー工法)か葺き替え工事となります。
メンテナンス方法によってメリット・デメリットが異なるため、業者に相談しながら決めるのをおすすめします。

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